- 材質:
- 胴 花梨(かりん)の木
- 棹 紫檀(したん)か紅木(こうき)
- 皮 猫の皮
- 糸 絹(代用としてテトロン糸)
- 撥 先端がベッコウ
三味線は、江戸時代に琉球の三線(さんしん)が本土に伝わって、改良されて三味線になりました。太棹、中棹、細棹があり、私たちが弾いている三味線は、中棹三味線で、「地唄三味線」とも呼ばれています。ギターやヴァイオリンなどの弦楽器と同じように3本とも糸の細さが異なっていて、低音から高音まで約3オクターブの音を出すことができます。右手に撥、左手で絃を押さえ、撥で絃をはじいて音を出します。
