真琴邦楽会  浜松にある箏・三味線の教室

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「つぶやき」カテゴリの記事一覧

日本のお祭り

2011年8月14日

日本の夏といえば花火、盆踊り、お祭り・・・各地に伝統の夏祭りがあります。

5月のGWに開催されるはずだった地元浜松祭りは残念ながら今年は中止されました。浜名湖弁天島の海開きの花火も、三ケ日の花火も中止となり、何となく寂しい夏です。

東日本大震災は今まで誰も経験したことのない被害をもたらしましたが、ねぶた祭りを始め、東北地方の夏祭りが見事に開催されている報道を見ると、日本人にとって、お祭りというのは特別なものだと改めて感じています。神に感謝し、豊作を願い、人々の暮らしに活気を与え、地域の繋がりを強め、明日に向かって前向きに進む力を生み出す・・・人々にとってなくてはならないもの!なんですね。だからこそ、この国難の年にこそ行われなくてはならないもの!なのでしょう。

お祭りには音楽が付き物です。太鼓、笛、鉦、三味線、胡弓、歌・・・そして、踊り!総合芸術ですね。日本の伝統音楽は地域に根差し、人々の生活の中にずっと生きて、受け継がれてきた宝物です。(理)


浜松市中学校音楽科研究発表会(はまホール)

2011年8月4日

浜松市制100周年記念行事の一つとして、浜松市中学校音楽科研究発表会がはまホールで開催されました。今年で62回目を迎えるこの研究発表会は戦後の混乱期にスタートしたことになります。さすが、音楽都市・浜松!たいしたものです。

浜松市内の中学校32校の代表がそれぞれの音楽を奏で、お互いに学び、刺激を受けて各学校の音楽活動の活性化につなげようという趣旨で毎年行われているものです。

多彩なプログラムの中で、唯一箏の合奏を披露したのが富塚中学校でした。週1時間の選択音楽の授業で、1学期間練習を重ねてきた3年生21名が箏とフルートの合奏曲「小鳥の歌」を演奏しました。昭和3年に作曲されたこの曲は、小鳥のさえずり舞う様を表した小品で、軽快な楽しい曲です。とても現代的な感じを受けますが、日本音楽の特徴を表した部分もあり、今回は尺八パートをフルートが担当しました。作曲者は宮城道雄、80年以上前に作曲されたものとは思えないほど、新鮮な印象です。

これまで10年間続いてきた中学校の選択授業が今年度で終了してしまいます。いわゆる「ゆとり教育」からの方針転換のため、来年度からの新しい指導要領では、削除されてしまうわけです。「音楽」はとかく受験に関係ない教科として、主要教科にたいして周辺教科なんて言われたりしますが、子どもたちにとってこれからの長い人生・・・気持ちを明るく元気にしてくれたり、疲れた心を癒してくれるのは音楽なんですよね~~~(理)


世界地図は一つじゃない

2011年7月24日

「世界地図は一つじゃない」という講演会を聞いてきました。今年の3月までよくテレビに出ていた池上彰氏(NHK週刊子どもニュースの初代お父さん)の講演です。

氏は世界各国を訪問する度にその国で発行されている世界地図を購入するのが楽しみだそうです。世界は一つ!ですが、世界地図はそれぞれの国によって全く違うものでした。想像はある程度つきますが、実物を見てみると、改めてこんなにsign02と驚きます。例えばイギリスで発行されている世界地図は当然イギリスが中心。日本は文字通り極東のちっぽけな島国です。(こんな小さな国の小柄ななでしこ達がsoccerワールドカップ優勝なんて、本当に凄いことです。世界中が想像できなかった快挙ですね。)

池上氏の講演の主旨は「ものごとは何でもいろんな見方ができる。先入観や他人からの情報に惑わされず、実際自分の目で見て、耳で聞いて肌で感じて判断しよう」ということでした。改めて納得です。噂ってホントに当てになりませんし、ものの本に書いてあることでも実際とは違うことだって沢山あります。物事の本質を見る目って大事ですね。難しいcoldsweats02 (理)

 

 


飴の取り持つご縁・・・・?

2011年7月17日

皆様、暑中お見舞い申し上げます!夏本番です。昨晩、美輪明宏のコンサートに行ってきました。胸をすくような辛辣なトーク(でも、納得の内容でした)とシャンソンを2時間はたっぷり・・・とても75歳を超えているとは思えないパワーです。休憩時間に隣の方に飴を差し上げて、すっかり意気投合。もちろん、真琴邦楽会の宣伝も忘れません!?終演後は、会いたいと思っていた友人に再会し、さらには、子育て中でお稽古を休んでいる方にも、お目にかかりました。「お稽古を再開したい」といっていましたが、この3つの出逢いは美輪さんのご利益・・・・・?かどうかはわかりませんが、とても心がウキウキする出来事でした。会いたいと思っていたり、何となく気になっている相手に偶然出会う、そんな経験はありませんか?“想い”が、偶然を呼び寄せる・・・・そんなことも、あるのかもしれません。だとしたら、いつも楽しい想いを胸に抱いていたら、うれしい偶然・・・・きっとあり、ですね。

                                                     Mi-chi


ウィーンの宝石箱 椙山久美&上田晴子デュオリサイタル

2011年7月10日

椙山久美&上田晴子デュオリサイタル(アクトシティ浜松 中ホール)に行って来ました

今回は[ウィーンの宝石箱】と題して、ウィーン国立音大で研鑽を積まれ、ウィーン楽友教会ホールでデビューを飾られた椙山久美氏ならではのプログラム構成で、その魅力に引き込まれました。音の美しさは演奏家の気持ち、人間性の表れなのだという当たり前のことを改めて感じました。小品を並べた構成は私にはとても親しみやすく、心地よい緊張感と解放感があって、久しぶりに心に沁みる音楽を聴かせていただき、思わずCD買っちゃいました。

13日には栗東芸術文化会館さきら小ホール、16日にあh浜離宮朝日ホールで同じく開催されます。

いい音楽を聴くと心身ともに元気になります。西洋音楽も日本音楽も同じですね~lovely         また頑張ろうっと(理)