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■ 日本国宝展
2014年11月8日
東京国立博物館で開催されている「日本国宝展」に行って参りました。
連日激混み!との情報でしたので、入場待ちの列に2時間も並ぶなんていう体力のない私は、横浜にいる娘を誘って、夜を狙い、4時半過ぎに入場。チケットは事前にネットで購入し、待たずに入場できました。夜狙いは大正解 (金曜日のみ夜8時まで開場してます)おススメです。
さて、国宝展に一歩足を踏み入れると・・・・・当たり前ですが、展示されているのは国宝ばかり。「重要文化財」の中でも特に価値の高いものが厳しいチェエックを受けて認定される「国宝」ばかりを目にする機会に恵まれるとは思っていませんでしたから、本当に感動の連続でした。日本書紀の最も古い写本から始まり・・・・・何だか別世界に行ってきた感じです。正倉院の螺鈿槽琵琶、紅牙の撥等々・・息を飲むものばかり。本物を目にすることができて幸せでした。
古代以来の日本の文化は世界に誇れる本当~に素晴らしいものだということを実感しました。そして、今の時代、暮らしはとても便利になり、物質的には豊かになり、食べるものも贅沢になり、私たちの生活は果てしなく便利になってきていますが、今から1000年以上も昔から大事に守られ、伝えられてきたの文化レベルは現代よりずっと高かったんですね
私たちはもっともっと日本の文化について知るべきですし、誇りを持つべきですよね!
上野の森美術館の「葛飾北斎展」もおススメです。浮世絵Love
グローバル!ということは最も民族的であるということだ、とは今年生誕100年になる作曲家伊福部昭氏がおっしゃったことだそうです。噛みしめたい言葉です。(理)
■ 11月 お稽古予定
2014年10月19日
11月 お稽古予定
水曜日:5日, 12日, 19日
金曜日:7日, 14日, 28日
土曜日:1日, 8日, 15日, 29日(12月分として)
■ 尺八の音色とともに・・・
2014年10月19日
先日、東京から尺八演奏家の友常毘山氏をお招きして、「尺八との合奏勉強会」を開催しました。台風19号が近づく中、ドキドキの開催でしたが、みんなの願いが通じたのか、台風が予定よりもゆ~っくり進んでくれたため、暴風雨圏内に入る前に終了することができました。友常先生も、無事に新幹線に乗られて、一同ホット・・・とってもいい勉強会になりました。
合奏曲は、宮城道雄の「初鶯」「小鳥の歌」「春の訪れ」と、古曲「夕顔」でした。
鶯の初鳴きから継て鳴く声、谷渡り、小鳥のさえずり、春の訪れを見事に表現した宮城曲の尺八の音を存分に間近で聴きながらの合奏は、とても楽しく、幸せな時間でした。
古曲の尺八とのからみもまた違った味わいがあり、一日お箏を弾きながら、堪能させていただきました。
会員からも「楽しかった~~」の感想が聞かれ、疲れも吹き飛んでしまいました。
友常先生、ありがとうございました。そして、次回またよろしくお願いいたします。(理)
■ 10月 お稽古予定
2014年9月15日
10月のお稽古予定
水曜日:1, 8, 22日
金曜日:3, 17, 24日
土曜日:4, 18, 25日
10月13日(月・祝)は尺八の友常毘山先生にお越しいただき、尺八との合奏勉強会を予定しています。会場は浜松市福祉交流センター練習室。
曲目は、初鶯、夕顔、小鳥の歌、春の訪れ 以上4曲です。
楽しみです!(理)
■ 仲秋の名月~筑前琵琶の音とともに~
2014年9月9日
筑前琵琶の何ともいえない美しい音色とともに観月会が行われました。・・・残念ながら名月!は雲に隠れてしまわれましたが・・・
月を愛でながら、琵琶の音を聴けるなんて、なんて幸せなひとときでしょう
琵琶の演奏は藤高理恵子さん。現代邦楽では、琵琶単体での演奏もありますが、本来は弾き語りです。琵琶は語りの伴奏で、効果音の役割も大きく、語りの世界を盛り上げます。
藤高さんの語る声がまた素晴らしく、思わず引き込まれました。薩摩琵琶に比べて筑前琵琶は女性的。優しい音色に癒されました。感謝 (理)