「つぶやき」カテゴリの記事一覧
■ 仲秋の名月~筑前琵琶の音とともに~
2014年9月9日
筑前琵琶の何ともいえない美しい音色とともに観月会が行われました。・・・残念ながら名月!は雲に隠れてしまわれましたが・・・
月を愛でながら、琵琶の音を聴けるなんて、なんて幸せなひとときでしょう
琵琶の演奏は藤高理恵子さん。現代邦楽では、琵琶単体での演奏もありますが、本来は弾き語りです。琵琶は語りの伴奏で、効果音の役割も大きく、語りの世界を盛り上げます。
藤高さんの語る声がまた素晴らしく、思わず引き込まれました。薩摩琵琶に比べて筑前琵琶は女性的。優しい音色に癒されました。感謝 (理)
■ 音楽の秋です
2014年9月7日
気がつけばもう9月…もう秋ですね。今年は昨年に比べるとずいぶん涼しい感じがします。
空に浮かぶ雲も、虫の音も、風の吹き方も、日没の早さも・・・すっかり秋です。
様々なコンサートが、いろいろな会場で開催されます。チラシやHPの情報を見ているだけで楽しくなります。あれもこれも…聴いてみたいコンサートがいっぱい
そのとき、その場でしか聴けない音、空気・・・
今日はオペラと筑前琵琶!ぜいたくにもダブルで楽しんできます。(理)
■ 浜松世界青少年音楽祭2014
2014年8月20日
浜松世界青少年音楽祭(15日~17日)が開催されました。
三日間に渡り、プロムナードコンサート、市内の各ホールでのサテライトコンサート、 アクトシティ浜松中ホールでの歓迎式&ウエルカムコンサート、フレンドシップコンサート、そして最終日アクトシティ浜松大ホールでのファイナルコンサートと様々なプログラムが組まれ、大変な盛り上がりでした。プログラムラストの新実徳英作曲初演のサルヴェ・レジーナの500名の合唱は圧巻でした。
日本音楽は、浜松市立高校箏曲部と浜松ジュニア・ユース邦楽合奏団ユースメンバーが、ウエルカムコンサートにてゆかた姿で箏の合奏を披露し、好評でした。
どのプログラムも演奏レベルがとても高く、子どもたちの合唱、民族楽器オーケストラの演奏に本当に感動しました。
「音楽は人を育てる」とは実行委員長のご挨拶のお言葉でした。
本当にその通りだと実感しています。ジャンルを問わず、いろいろな音楽で子どもたちの心が豊かに育って欲しい…と願います。(理)
■ 和洋の室内楽~音の階調~
2014年7月23日
横浜能楽堂にて、「和洋の室内楽~音の階調」を堪能してきました。
深海さとみ・藤原道山+スイスロマンド管弦楽団SP・・・まさに一夜限りの夢の競演でした。
能舞台で弦楽四重奏…? これだけでも画期的。スイスロマンド管弦楽団の奏者も靴を脱いで演奏するのは多分初体験だったのではないかと思います。しかも、白足袋を履いていらっしゃいました。能舞台に敬意を表する気持ちの表れとして、納得しました。
和、洋 のそれぞれの演奏が素晴らしかったことは言うまでもありませんが、山本邦山作曲[尺八とフルートのための「三籟」]は圧巻でした。作品の素晴らしさはもとより、道山とサラ・ルメルでなければ聴けない演奏だったと思います。演奏家と演奏家の出会いが感動を生み出すことになるのですね。
[祇園小町]は全員のアンサンブルに祇園の芸・舞妓の踊りも加わり、とてもぜいたくな時空間を味わいました。このようなレベルの高い和洋の競演にはなかなか出会うことができません。横浜能楽堂の前向きな、夢のあるこの事業に拍手を送りたいと思います。
そして・・・一夜限りではなく、また次の競演を楽しみにしています。(理)
■ 足立美術館
2014年6月29日
以前から、一度行きたいと思っていた「足立美術館」(島根県)にやっとやっと行って参りました。
想像以上に素晴らしくて、とても言葉では上手く言えませんが、庭園が本当に美しくて、借景と一体になって、完璧に手入れされているのに自然な感じを損なっていません。
京都の寺院の庭園などで、お庭は素晴らしいのにその向こうにビルが見えたり、伸び放題の林が見えたり…でがっかりということに比べると、ここにこの庭園がある意味を感じました。
今回は、横山大観の富士山にちなむ作品が展示されていました。雄大!壮大!無限!…圧倒されました。私の言葉で表現するのはおこがましいので、やめておきます。
今度は是非秋か冬に行ってみたい!と、思います。
2年間有効のパスポートが6000円だそうです。超お得じゃないですか?
もう少し近ければ、絶対このパスポート会員になるのに(*^_^*)
(理)