真琴邦楽会  浜松にある箏・三味線の教室

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「つぶやき」カテゴリの記事一覧

謹賀新年

2017年1月6日

あけましておめでとうございます

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今月22日に開催される「和洋奏楽」に向けて、最後の仕上げをしていきます。

お囃子とのコラボは本当に楽しみです。12月に一度合わせをしましたが、お囃子が入ると華やかになり、お箏を弾いていてもワクワク楽しくなります。

箏の音色に合わせて邦楽囃子の魅力をたっぷりお楽しみください。お待ちしています。

チケットお問合せ:浜松市文化振興財団 053-451-1151

 


春陽の会

2016年3月28日

桜がチラホラ咲き始めました。今日は真琴邦楽会の「春陽の会」でした。

年に一度の会員の懇親会・・・今年も美味しいお料理と楽しいおしゃべりの会でした。

箏や三絃が好きで長年続けている方、お稽古を始めて間もない方・・・キャリアはまちまちですが、和気あいあいと、どのテーブルもおしゃべりで盛り上がりました。

こうして、音楽をいっしょに楽しむ仲間がいることに感謝ですheart04(理)

 

 


山本邦山先生と和洋奏楽

2015年1月17日

人間国宝の尺八演奏家山本邦山先生が急逝されてからもうすぐ1年になりますが、未だに信じられない気持ちです。

邦山先生には、真琴邦楽会の演奏会に何回かゲスト出演いただきましたし、文化庁主催の「国際音楽の日邦楽フェスティバル」でアクトシティ浜松で共演もさせていただきました。そして、最後にご一緒させていただいたのが、第1回「和洋奏楽」での「春の海」でした。世代とジャンルを超えた生涯学習音楽フェスティバル「和洋奏楽」の開催趣旨に快く賛同してくださり、ゲスト出演していただいたのが2011年です。

 

改めて、そのDVDを見ました。まさに邦山先生、本当にそこで吹いていらっしゃるようでした。「春の海」だけでなく、「越天楽」のジャズセッションをしていだきましたが、「越天楽」はいいねぇ!吹いていると楽しくなって、乗ってしまうね!とおっしゃっていました。1400年前と現代・・・音楽は時代も越えられるんですね。

 

2月15日に第4回「和洋奏楽」が開催されます。邦山先生の愛弟子、藤原道山さんをゲストにお迎えして、「初鶯」を共演させていただきます。邦山先生がつないでくださったご縁だと感謝しております。

「初鶯」は宮城道雄二十歳のときの作品です。当時の日本音楽としてはかなり斬新なもので、標題音楽の形式も取り入れられ、三拍子も使われています。鶯の初鳴きから継ぎて鳴かなん・・・谷渡り・・・と春を表現できるように演奏したいと思っています。

 

邦山先生が、そして宮城道雄先生もきっと聴いていてくださると思います。(理)


生涯音楽学習

2014年12月22日

自宅近くの浜松医療センターのロビーでクリスマスコンサートがありました。

演奏「楽友会オーケストラ 浜松」、指揮は福嶋周平氏でした。

毎年この時期、入院中の患者さんや職員、近隣の住民を招いて病院のロビーで行われているイベントです。

 

私の高校時代の恩師がこの楽友会オーケストラでヴァイオリンを弾いていらっしゃるので、聴かせていただきました。素敵な演奏でした。

先生は高校の校長を退職されて、お忙しい日々から解放され、ご自身の練習時間がたっぷりとれるようになって、演奏を楽しんでいらっしゃいます。同窓会でお会いしたときに、「教えるより、教わることがこんなに楽しいとは思わなかった。」とおっしゃっていました。毎日欠かさず、何時間も?練習されるそうです。そして、お仲間と一緒に演奏されることを本当に楽しんでいらっしゃることがよくわかりました。

まさに生涯音楽学習ですね。教えることは学ぶこと、とは本当によくわかります。

 

生涯楽しめる音楽との出会いは誰でもあると思いますが、長く続けるためには、時々壁にぶつかったときに、焦らず、諦めず、一歩前に進んでみることが必要でしょう。

何歳になっても、ずっといつも音楽を傍においておきたいと思います。(理)


日本国宝展

2014年11月8日

東京国立博物館で開催されている「日本国宝展」に行って参りました。

連日激混み!との情報でしたので、入場待ちの列に2時間も並ぶなんていう体力のない私は、横浜にいる娘を誘って、夜を狙い、4時半過ぎに入場。チケットは事前にネットで購入し、待たずに入場できました。夜狙いは大正解coldsweats01 (金曜日のみ夜8時まで開場してます)おススメです。

 

さて、国宝展に一歩足を踏み入れると・・・・・当たり前ですが、展示されているのは国宝ばかり。「重要文化財」の中でも特に価値の高いものが厳しいチェエックを受けて認定される「国宝」ばかりを目にする機会に恵まれるとは思っていませんでしたから、本当に感動の連続でした。日本書紀の最も古い写本から始まり・・・・・何だか別世界に行ってきた感じです。正倉院の螺鈿槽琵琶、紅牙の撥等々・・息を飲むものばかり。本物を目にすることができて幸せでした。

 

古代以来の日本の文化は世界に誇れる本当~に素晴らしいものだということを実感しました。そして、今の時代、暮らしはとても便利になり、物質的には豊かになり、食べるものも贅沢になり、私たちの生活は果てしなく便利になってきていますが、今から1000年以上も昔から大事に守られ、伝えられてきたの文化レベルは現代よりずっと高かったんですねshine

私たちはもっともっと日本の文化について知るべきですし、誇りを持つべきですよね!

 

上野の森美術館の「葛飾北斎展」もおススメです。浮世絵Loveheart02

 

グローバル!ということは最も民族的であるということだ、とは今年生誕100年になる作曲家伊福部昭氏がおっしゃったことだそうです。噛みしめたい言葉です。(理)