■ 日本のクリスマス
2011年12月25日
今夜は、クリスマスイブ
眠っている子どもたちのもとにサンタさんがを届けてくれたでしょうか?特に東北の被災した子どもたちのところには、真っ先に届けてくれたことと思います
クリスチャンでもないのにクリスマス?・・・なんだか釈然としない気もしますが、いいんです。とにかく、子どもたちが笑顔になってくれたら
我が家の二人の娘たちが通ったのはプロテスタントの幼稚園でしたから、クリスマスは一大イベントでした。毎年年長組が降誕劇を披露し、クリスマス会は厳かな雰囲気の中で行われました。お母さんたちが大きな靴下袋を縫い、それに子どもたちが思い思いの絵を描いたり、飾りをつけて名前を書き、教室に置いておくと、ある日の朝それがすっかりなくなっているのです。“サンタさんが袋を取りにきてくれたんだね~”と、大喜び、クリスマスを指折り数えて待ちます。そして、クリスマス会の朝、登園すると、園庭にソリが通った跡を見つけて、子どもたちは興奮気味(先生方が早朝園庭をきれいに掃いて、跡をつけてくれます)・・・そのうれしそうな笑顔を見て、親も先生もまた幸せいっぱい感じるのです。
クリスマス会が最高潮に達したときに・・・突然現れるサンタさん!もう子どもたちの興奮も最高潮!一人一人プレゼントをもらい、握手
園長先生がおっしゃいました「見えないものを信じることができる心が大切です。こどもたちが、サンタさんの正体に気づいたとき、それまでサンタさんを信じていた心の空間にまた新しい“見えない大事なもの”を持つことができるのです」
子どもの笑顔を見ることが親として最高の幸せです。クリスマスは家族みんなで幸せを感じられる日なのです。それも、国が平和であることが大前提です。日本は今年、大震災に見舞われましたが、子どもたちの笑顔が一日も早く戻りますよう、そして、世界中の子どもたちが安心して暮らせる世になりますように、お祈りします。