■ 志の輔&志の春inアクトシティ浜松
2011年9月4日
気ままな台風の進路を心配しながら、アクトシティ浜松(しかも何と大ホール)で立川志の輔さんの落語を聞きました。志の輔さんの落語は(私なんかが言うのはおこがましいことですが)とにかく「いい」「おもしろい」「楽しい」。落語そのものももちろんですが、枕の話がまた最高!!誕生したばかりの野田内閣のこと、台風のこと、ひいては気象予報士のこと・・・どれも「そうそう!その通り!私もそれを言いたかった」みたいなことをタイムリーに語ってくれて、思わず笑って引き込まれ・・いつの間にか落語の演目にそのまま持っていかれ・・気がついたら(一つの演目で)1時間半近く経ってました。
でも、全然長いと感じないのです。すごいです。滅多にやらない演目(現在では志の輔さんだけらしいです)を今回聞かせてもらいました。正に話芸、日本の伝統文化です。座布団と手ぬぐいと扇子だけで1500人以上の人たちの心を3時間掴んじゃうわけですから。
その偉大な志の輔師匠の三番弟子の志の春さん!偉大な師匠を選んだ目は確かだったようですね。一層精進して、アクトシティ中ホール(大ホールとは言いません)で聞かせてもらう日を楽しみにしています。 (理)