■ あおによし 奈良の都・・・
2011年8月18日
この夏休み、一番楽しみにしていた奈良旅行に行って来ました。
連日の猛暑の中!です。この一番暑いときに!です。昨年の平城遷都1300年祭がウソのようにどこも人が少なくて、ゆっくり見ることができました。熱中症にならにように梅干しをバッグに忍ばせ、ひんやりタオルを首にまき、アームカバーに日傘、暑さ&日焼け対策は完璧!
薬師寺、新薬師寺、興福寺、平城京資料館、平城京内裏、元興寺と回り、充実し過ぎた二日間でしたが、なんと言っても、歴史・文化遺産研究家の山下孝先生の解説が素晴らしく、目からうろこ!私は日本の歴史遺産、文化について何もわかっていなかった!ということがよくわかりました。
薬師寺の東塔(これから修復に入ります)、興福寺の阿修羅像・・・その他とてもここでご紹介できませんが、奈良には数多くの国宝があり、都の変遷の跡が残り、日本人のルーツがそこにあります。とにかく現地に行って、自分の目で見て、肌で感じることです。
最後に寄った大乗院の庭園は、それはそれは品よく、美しく、水面に写る景色が風に揺れる様は本当に素晴らしく、暑さを忘れました。一日中そこにいたい!!と思いました。全て考えて作られた庭でありながら、自然の美しさと自然の中にいる幸せ感が心に沁みました。
やっぱり日本人の感性は素晴らしい!そして、奈良時代の建築技術は今より上だったのではないか!と、日本人であることを誇らしく思いました。
文化はなんとしても受け継いでいかなくてはならないと思います。日本文化を継承できるのは日本人だけですから。(理)